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別館・空オア

PS・PSP・PSVita用ゲーム『俺の屍を越えてゆけ(通称:俺屍)』『俺屍2』のファンサイト。 俺屍語りや一族愛で(←ここでもやるのか)、日常、拍手お返事など、色々書いて描いてます(´▽`)

川瀬巴水 回顧展

俺屍2製作技術「木版画3Dグラフィック」の記事を読んで…
俺屍2のグラフィック製作の参考にされた、
川瀬巴水(かわせ はすい)の版画を見に行ってきました~!

生誕130周年にあたり、ちょうど回顧展が開かれていたので行ってきましたよ!


ここでちょいと回顧展で学んだ知識と感想をば。

川瀬巴水は風景画を主に製作する絵師で、大正から昭和にかけて活躍。

特徴の一つに「下絵の丁寧さ」があるそうで。
木版画を作る前に水彩で下絵を描いているのですが、その段階ですでに
作品として出せるんじゃないの?なんて思ったくらい、下絵からすっごく綺麗なモノを描いてて。
それでも、版画にするとコントラストがハッキリしてより綺麗な作品に仕上がってる感動!
ハッキリクッキリとしたコントラストの持ち味は
俺屍2プレイヤーには馴染み深いのではないでしょうか。

下絵と完成品の木版画が並べて展示されてたから、見比べるのも楽しかった!
木版画だから、同じ下絵からでも刷るときの色合いを変えると
別の趣を醸し出す、表情の違う作品として完成させることもできていたり。
1つの作品でも見るところの多い展示でした~!(*´▽`*)


それから、巴水さんの作品には、暗色基調の木版画もいくつかあるのですが
暗色基調とするのが珍しかった当時、「挑戦」に値したとのこと。
その色合いは、俺屍2の根の子参り入ってすぐあたりの所を彷彿とさせる暗さ。

すっごく色合いが暗い作品なのですが、怖いとかは全然思わなくて
むしろ、なんだか気分が落ち着くんですよ~。


あと、挑戦といえば、バレンの跡を残す技法。
バレンの跡は残さないのが一般的なところであえて残したそうな。
俺屍2グラフィックのノイズテキスチャがこの部分を表現しているのかな。


お土産に、巴水さんの作品のポストカードを購入。
 
写真よりもポストカードよりもずっと、生の作品ほうが見応え充分なんですよ!
和紙の質感がありありと伝わってきて、目を懲らして観賞してしまいました。
現物をハイどうぞ!って見せられないのが残念(´・ω・`)

富士山のを1枚買いましたが、富士山をモチーフにした作品の多い絵師さんなのです。

先日雲那国に富士見ヶ原が追加されたので、せっかくだからスクショを比較用に。
 


聖地巡礼に続いて、今度は製作技術の記事を読んで
イメージ元となった版画作品を見に行っちゃうとは…。
自分でも呆れちゃうよハハハ(´▽`;)

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プロフィール

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真珠(まじゅ)
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女性
趣味:
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自己紹介:
俺屍一族を愛して止まない。
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過去のイラスト作品はpixivでまとめています。

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