別館・空オア
PS・PSP・PSVita用ゲーム『俺の屍を越えてゆけ(通称:俺屍)』『俺屍2』のファンサイト。 俺屍語りや一族愛で(←ここでもやるのか)、日常、拍手お返事など、色々書いて描いてます(´▽`)
成就と別れの一閃
望月さんのお誕生日プレゼントに、大風一族まとめ本収録作品『大風 蓮という男』から蓮さんを描かせていただきました!
千樹さんの願いである冬馬さんとの再会を叶えるという美しい行動の裏には、自分の気持ちを抑えていた蓮さんの本心が。
ラストシーンの涙を見たときに、本当は冬馬を解放するまでの間にすごい葛藤があったんじゃないかなと。
好きな人の願いを叶えるための行動が、たとえその人との別れを生むものであっても、血を流しながら実行する姿が優しくて切ない。
あっ、そういえば。
手前味噌で恐縮だけど、『思い色の還り道』で灯梧の氏神昇天を見送った左由梨の姿と重なるところがあるかも。今ふと思った。
まぁ左由梨の場合は、世界の理を捻じ曲げてでも絶対に再会してやる!という強気の信念がある分、蓮さんと心境は違うのですが。
あと、蓮さんの気持ちを汲み取って、蓮さんの行動が良いとも悪いとも言わずに黙って付き合う太一さんとの友情も素敵。
ラフを描くときに友情をテーマにしたツーショットと悩んだけど、刀を突き立てる瞬間の決意と本心から溢れる想いの葛藤をどうしても描きたくてこっちのテーマを採用。
そのせいで、人様の誕生日に息子さんを泣かせるというトンデモな事態が発生したうえ、画面がハピバメッセージを書き込める空気ではなくなりました!ww
(望月さん、息子さん泣かせてホントスミマセン、手書きメッセージはいつか機会があればぜひ…。)
実際の物語では、このシーンの舞台は白骨城。
だけど、冬馬が命を落とした因縁の場所の景色と重ねたかったから、イラストの背景はあえての大江山。
最初は普通に白骨城にしようとしてたけど、何かしっくり来なかったというのもある。
…原作のマンガは白骨城で違和感なかったのになぜ。
あと、色塗り終盤になると、雪で霞んだ大江山と刃物の煌めきの相性が良すぎてめちゃくちゃテンション上がりました…!
輝度のコントラストが高い作品って格好良いけど、描く機会がなくて。密かな憧れでした。
また違うテーマと雰囲気のイラストを、コントラスト高めで描いてみたい。
もう一つ何気に満足なのが、青・赤・黄というバラッバラな色相が散らばっていても、色同士ケンカせずに一枚の作品としてまとめられたこと。
俺屍一族はカラーリングがデザインの観点で考慮されてるわけじゃないから、イラストの配色にはいつも泣かされてる。





